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フランス文化|フランス料理・フランス菓子の本

わたしのおすすめのフランス料理とフランス菓子の本 おすすめの本
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フランスの文化といったら、フランス料理、フランス菓子がいちばんに思い浮かぶということもあるかと思います。わたしは、高級フランス料理も食べにいくのも大好きですが、日常さりげなく簡単に作ることのできるフランス家庭料理や簡単に作れる定番のフランス菓子を作るのが同じくらい大好きです。

今回は、これまでわたしが出会った「おすすめの本」を紹介していきたいと思います。気に入ったら、ぜひ手にとって、ご自身のものにしてください。パラパラめくるだけでも、素敵ですし、可愛いですし、レシピを読んで実際に作ってみるのも、生活が豊かになるので、本当におすすめです!

フランス語で絵本〜こども向けの可愛いレシピ集〜3作品

おすすめフランス料理本

最初に紹介するのは、フランス語のこども向けの本です。こちらは3部作になっています。

  1. こども向けの料理本
  2. こども向けのお菓子本
  3. おとな向けの料理本

1と2については、20年以上前、フランスの書店にて購入しましたが、3については、ほんの数年前にこのシリーズの続編(おとな向け)があることを知り、Amazonで購入、フランスから届きました!便利な世の中ですね。紹介する本は、Amazonで購入することができ、フランスから届きますので、初めての方は少し不安かもしれませんが、国際便は意外と早く安心なサービスでした。

お勧めフランス料理レシピ本

La cuisine est un jeu d’enfants

こちらは、文学作品ではありませんが、永遠の名作といってもいいかもしれません!

タイトルは、和訳すると「料理はこどものあそび」です。

簡単なフランス語と可愛いイラストで、いろいろなフランス家庭料理の作り方を知ることができます。みているだけでもわくわく!飾っておくだけでもおしゃれ!可愛いので、眺めては楽しんでいます。

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La pâtisserie est un jeu d’enfants

3部作の2つ目は、「お菓子はこどものあそび」です。

こちらも同じく、フランスではお馴染みの伝統的な家庭で気軽に作れるフランス菓子のレシピ集です。イラストも可愛いです!

この本も同じく20年以上前に購入し、年季が入っています…。手元にずっと置いておきたい本ですね。可愛いので飾っておいても素敵です。

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La cuisine est un jeu de grands enfants

こちらのシリーズ3つ目は、おとな向けです。「料理はおとなのあそび」です。

「おとな」を grands enfants (おおきなこども)としてるところが、なんとも言えないですね!

名作「星の王子さま」を思い出してしまいます。「星の王子さま」の中にでてくる、いわゆる「おとな」は、grande personne(おおきいひと)となっています。

どちらも、こども言葉をイメージさせられる語のチョイスです。

この本の内容は、やはりより大人らしく、ちょっと難しそうな料理がラインナップされています。シリーズで揃えたかったので、迷わず購入しました!

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日本語でフランス菓子の本〜厳選3冊

おすすめフランス菓子の本

洋書(フランス語)だと、なかなか手が出ないという方のために、和書(日本語)の本でおすすめを3つ紹介します!

  1. お菓子好き、パリ好きのための本
  2. 美術好き、セザンヌ好きのための本
  3. 歴史好き、フランス伝統菓子好きのための本

こちらもそうですが、紹介する本の出版年がけっこう前であるというところが、なんとも自分らしいなと思います。それだけ、お気に入りで、大切に持っているのです。

お菓子好きのためのパリ1週間の過ごし方―暮らすように楽しむ

フランス菓子の本でおすすめなのは、これです!

こちらもけっこう前の出版ではありますが、フランス菓子ひととおりをおさえることができるかと思います。特にパリ好きにはたまらないかもしれません。おすすめのお菓子屋さんやおすすめのケーキがしっかりと紹介されていますので、とても便利です。

実際、わたしもパリでこの本をたよりに、この本に掲載のお店をすべてまわりました!楽しい思い出です!自然と、フランス菓子に詳しくなりますし、パリ中を歩いてまわって(もちろんメトロも!)、パリについても詳しくなれる感じです。このとき、わたしのいちばん大好きなチョコレート屋さんである「ジャン=ポール・エヴァン」にも立ち寄り、ご本人と対面しました!

フランス菓子好き、そしてパリ好きにはたまらない1冊だと思いますので、おすすめです!

セザンヌの食卓 いろとりどりの林檎たち

おすすめ二つ目はこちらです。

わたしは、縁あって、セザンヌの住む街に、生徒たちを連れて滞在したことがあります。南仏は大好きですし、留学中は何度も、セザンヌの絵に描かれている「セント・ヴィクトワール」山を眺めつつ、南仏に向かいました!本当に綺麗ですよね。

セザンヌの家を訪れたり、つい数年前は、セザンヌの自伝的映画も観てきました!それほどまでに、セザンヌのファンではないのですが、どういうわけか、かなり縁があります。

美術館に行くのも大好きですし、絵画を鑑賞するのも本当に好きです。ずっと立ちっぱなしで、絵を鑑賞していると、一見「疲れてしまうのではないか?」と思いますが、展覧会から出てきた後は、なんだか肩こりもスッキリ、とってもリフレッシュできるのです。

アートの力って偉大ですね!美術鑑賞だけではなく、コンサートやバレエを観に行ったあとにも同じような効果があるので、不思議です。こうして書いていると、自分のアートへの情熱が湧き出てくるので、次の機会に、美術についての記事も書きたいと思います。

そこで、お勧めする本はこちらです。南仏の雰囲気が漂うこの本では、セザンヌについても詳しくなれますし、リンゴにこだわった画家ならでは、りんごのレシピがいろいろ紹介されているので、料理好きにもたまらない1冊です。

●南フランス・プロヴァンスのレシピ7品
ジャガイモのソテー、フェンネルのスープ、狩りのグリーン・サラダ エミール・ゾラとともに、鶏もも肉のオリーブ煮込み、ズッキーニのグラタン、ツナのブランダード、きのこのオムレツ

●リンゴのレシピ9品
リンゴジャム、リンゴのコンポート、リンゴの赤ワイン煮、アップルクランブル、リンゴパイ、焼きリンゴ、リンゴのクラフティー、タルトタタン、リンゴとチーズのおつまみ

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講談社
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お菓子でたどるフランス史 (岩波ジュニア新書) 

最後に紹介する本は、こちらです。

誰にも紹介したくないくらい気に入っている本です。料理やお菓子だけではなく、私は特に、「フランス史」についてもかなり興味があるので、読んでいると本当にわくわくしてしまいます。世界の歴史には必ず食文化がついてまわるのだということをよく知れる1冊です。

「フランス」をテーマにしているブログなので、ここでは「フランス」のみをお勧めしますが、この本の著者は他にも、「パスタでたどるイタリア史」「王様でたどるイギリス史」「森と山と川でたどるドイツ史」などを書いていて、実は、全シリーズ持っています!→ヨーロッパ好きです。

お勧めポイントとしては、「岩波ジュニア新書」であることからも、それほどむずかしくなく読むことができることです。といっても、おとなが十分満足できる知識量なので、なるほど!なるほど!とぐいぐい学んでしまいます。

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岩波書店
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料理・お菓子のフランス語を学べる

フランスでパティシエになりたい!とか、本場フランスで、フランス菓子が食べたい!とか、そういったときに便利なのがこちらのフランス語が学べる本です!いろいろなメニューや注文の仕方がわかるのでおすすめです!

お菓子屋さんでフランス語

こちらは、フランス語を中心にフランス菓子について知りたいなというときにおすすめ。買い物に必要なフレーズや、お菓子の関連語が掲載されています♪そのほか「カフェでフランス語」や「パン屋さんでフランス語」などのシリーズがあって、なかなか楽しめます。

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フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来

「このお菓子ってフランス語でなんていうんだろう?」というとき便利なのがこちら。ちょっとしたお菓子にまつわる豆知識も書いてあるので、フランス菓子好きにはたまらないですね。

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食べる指さし会話帳6 フランス<フランス料理>

こちらも、私はけっこうお気に入りです。気軽にぺらぺらめくって、フランスならではの料理、ローカル料理、B級グルメのフランス語の言い方などを調べることができ、旅行でフランス語が話せなくても、指差しで会話できるので、便利です!

ちょっとフランス料理について知りたいなとか、フランスのマルシェの食材について、ちょっと知りたいなといった気軽な気持ちでページをめくることができるので、おすすめです。

版が古いので、もう中古でしか手に入れられなそうですが、もし入手できれば楽しいですよ!

おわりに

自分のおすすめを誰かに紹介することは、どういうことなのか?といろいろ考えていましたが、このブログを書いているうちに、少しわかった気がします。「わたしにとってはおすすめ」というわけで、読んでいただいているみなさんにとっては、これらの本が「だれかへのおすすめ」になるかはわからないということです。

少しでも興味を持ってもらえたら、この情熱を共有できたと思い、とてもうれしく思います!

レッスンでは、フランス語を教える時間のなかで、フランス語にまつわるいろいろなことを話したくて、話したくて仕方がないのですが、そう脱線してばかりはいられないので、かなりおさえています。あくまでも「フランス語」を学ぶ時間をしっかりと確保するために!

そう言った意味でも、こちらの記事にわたしのフランス文化へのパッションを存分に紹介していきますので、レッスンでは話しきれないことなどをこちらのブログからお伝えできればと思っています。

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