カフェで使えるフランス語、パリの老舗サロン・ド・テ「アンジェリーナ」に行こう!に引き続き、パリの老舗カフェの「朝食」(le petit-déjeuner)を紹介します。
パリのおすすめ人気カフェの朝食メニューをフランス語で読んでみましょう!
オンラインレッスン開講中!お気軽にお問い合わせください。
フランスのカフェ定番|朝食セット
フランスのカフェでは、たいてい「朝食」(le petit-déjeuner)セットがあります。そのメニューの定番は、温かい飲み物(コーヒー、紅茶、ココアなど)、オレンジジュース、デニッシュ生地のパン(クロワッサン、パンオショコラなど)、タルティンヌ(バゲット、バター、ジャム、ハチミツ付き)です。
▶︎Boisson chaude(温かい飲み物): café, thé, chocolat chaud(コーヒー、紅茶、ココアなど)
▶︎Jus d’orange(オレンジジュース)
▶︎Viennoiserie(デニッシュ生地のパン) : croissant, pain au chocolat(クロワッサン、パンオショコラなど)
▶︎Tartine(タルティンヌ) : tranche de pain avec beurre, confiture, miel(バゲット、バター、ジャム、ハチミツ付き)
それぞれのカフェではオリジナルのメニューがありますので、パリの老舗カフェのメニューをちょっとのぞいてみましょう!
Angelina | アンジェリーナ
まずは、1903年創業「アンジェリーナ」(Angelina)の朝食メニューです。
Le petit-déjeuner parisien :「パリジャンの朝食」
メニュー名、かっこいいですね!
お値段は?
20€です。
その内容は?
紅茶、コーヒー、アンジェリーナのショコラショ
フレッシュオレンジジュース
ヴィエノワーズリー(*クロワッサンやパンオショコラなど、デニッシュ生地のパンのことです)
プチパン、バター、ジャム、ハチミツ、マロンクリーム
特徴は、アンジェリーナの代名詞でもある「ショコラショ」と「モンブラン」のマロンクリームが、朝食メニューから選べることですね!ぜひ試してみたい朝食のひとつです♪
Les Deux Magots | レ・ドゥ・マゴ
つづいては、1885年創業「レ・ドゥ・マゴ」(Les Deux Magots)の朝食メニューです。
朝食メニューは4種類
Le Classique A:「ル・クラシック A」
Le complet A:「ル・コンプレ A」
Le Petit-Déjeuner JP Sartre:「ジャンポール・サルトルの朝食」
Le Petit-Déjeuner Hemingway:「ヘミングウェイの朝食」
「ル・クラシック A」や「ル・コンプレ A」は、通常メニューといったところでしょうか。「ジャンポール・サルトルの朝食」と「ヘミングウェイの朝食」というのが、このカフェの特徴ですね。
かつて、このカフェは文豪たちに愛されていました。サルトルやヘミングウェイが好んで食べていたメニューなのかはわかりませんが、歴史を感じるメニュー名です。
お値段は?
Le Classique A:13€
Le complet A:20€
Le Petit-Déjeuner JP Sartre:27€
Le Petit-Déjeuner Hemingway:27€
その内容は?
Le Classique A:「ル・クラシック A」
温かい飲み物:ひとつ選ぶ(カフェ、ダブルエスプレッソ、カプチーノ、紅茶、ココア)
クロワッサンとタルティーヌ、ポワトー・シャラントのバター
Le complet A:「ル・コンプレ A」
温かい飲み物:ひとつ選ぶ(カフェ、ダブルエスプレッソ、カプチーノ、紅茶、ココア)
クロワッサンとタルティーヌ、ポワトー・シャラントのバター、ジャム、ハチミツ
ヴィエノワーズリー
Le Petit-Déjeuner JP Sartre:「ジャンポール・サルトルの朝食」
温かい飲み物:ひとつ選ぶ(カフェ、ダブルエスプレッソ、カプチーノ、紅茶、ココア)おかわり1杯付
クロワッサンとタルティーヌ、ポワトー・シャラントのバター、ジャム、ハチミツ
ヴィエノワーズリー
しぼりたてフレッシュジュース(オレンジかグレープフルーツ)
ヨーグルトかフルーツサラダ
Le Petit-Déjeuner Hemingway:「ヘミングウェイの朝食」
温かい飲み物:ひとつ選ぶ(カフェ、ダブルエスプレッソ、カプチーノ、紅茶、ココア)おかわり1杯付
たまご料理(ベーコン、ハム、チーズなどと)バター付タルティーヌとともに
しぼりたてフレッシュジュース(オレンジかグレープフルーツ)
ヨーグルトかフルーツサラダ
Café de Flore | カフェ・ド・フロール
つづいては、1887年創業「カフェ・ド・フロール」(Café de Flore)。
朝食メニューは、アラカルトで紹介されています。
単品メニューとお値段は、こちら
ホームページは日本語版もあるので、このカフェをもっと知りたい場合は、こちら
Ladurée|ラデュレ
さいごに、1862年創業「ラデュレ」(Ladurée)です。
このカフェのメニューもオンラインでは紹介されていないのですが、たしか18€くらいで、一般的な朝食メニューを提供していたはず。パリに行った際には、訪れたいカフェのひとつです♪
パリの老舗カフェの歴史
今回は、それぞれのカフェの「朝食メニュー」を紹介しましたが、このようにして、ひとつずつの老舗カフェを調べてみると、もっとそのカフェの歴史を知りたくなってきました。
さいごに、それぞれのパリの人気カフェの歴史について学べるURLを紹介して終わりにします!
1903年創業:アンジェリーナの歴史を知りたい場合は、こちら
1885年創業:レ・ドゥ・マゴの歴史を知りたい場合は、こちら
1887年創業:カフェ・ド・フロールの歴史を知りたい場合は、こちら
1862年創業:ラデュレの歴史を知りたい場合は、こちら
もっとフランス語を学んでみたいな!と思ったら、ぜひオンラインレッスンをご受講ください。
オンラインレッスン開講中!お気軽にお問い合わせください。
フランス語学習に役に立つ動画を毎日配信しています!無料のYouTubeレッスンです。