フランスのバレンタイン|フランス語でレシピ♪ガトーショコラの作り方

ガトーショコラを作ろう! 文化アトリエ
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この記事では、あおいの初級フランス語グループレッスンの文化アトリエの実践内容を紹介します。

今回は、「バレンタインは何を祝う日?ガトーショコラを作ってみよう!」をテーマに文化アトリエを開催しました。

オンラインレッスン開講中!お気軽にお問い合わせください。

アトリエの概要

アトリエの流れ

2/14はバレンタイン!フランスでは、男性から女性にお花やチョコを贈ったり、恋人たちがレストランに食事に行ったりしますが、バレンタインって何を祝う日なのでしょうか?バレンタインの歴史や風習を知り、フランスの定番お菓子「ガトーショコラ」のレシピをフランス語で読みます。

ちなみに、DELF junior A2の練習問題に、ガトーショコラのレシピを読み取る読解問題があります!このアトリエ、文化を学びながらフランス語を学んでいるので、DELF対策にもなります♪

このアトリエは、3部構成ですすめていきます。
文化アトリエ:【バレンタインは何を祝う日?ガトーショコラを作ってみよう!】

  1. バレンタインの歴史や風習について知る
  2. バレンタイン広告からフランス語を読み取る
  3. フランスの定番お菓子「ガトーショコラ」のレシピを読む!

それでは実際に詳しくみていきましょう。

フランスのバレンタイン

2022年のバレンタイン

C’est la Saint-Valentin, aujourd’hui, c’est la fête des amoureux !
バレンタイン、それは恋人たちのお祝いの日です!もともとこの習慣は、アングロサクソンの国々の伝統でした。その起源をさかのぼると、古代ローマ時代になります。

ちょっと切ないラブストーリー

2月14日は、聖ヴァレンタインを祝う日です。でも、世界中で話されている、この「聖ヴァレンタイン」とは、だれなのでしょうか?もっとも古い説では、この人は、ヴァレンタインという名のキリスト教の司祭です。この人は、ローマ時代に隠れて結婚を祝ったことから、2月14日に処刑されてしまったのです。

この悲惨な事実よりも、フランスでは「ヴァレンタインとジュリア」のお話がより好まれます。貧しいヴァランタンは、皇帝に捕まり、牢屋に入れられてしまいました。そのとき彼は、看守の娘であるジュリアと親しくなりました。その娘は盲目だったので、ヴァランタンは、彼女が想像できるようにこの世の目に見える世界を詳しく伝えていたのでした。そう、奇跡が起きるその日まで!ヴァランタンの優しさのおかげで、ジュリアは視力を取り戻し、ついに世界をその目で見ることができたのです。

やがて、ヴァランタンが処刑される日が来ました。そのとき彼は、愛するジュリアに、「君のバレンタインより」と書いたハートの形をしたアーモンドの木の葉っぱを贈ったのです。そして、ジュリアは、彼のお墓にアーモンドの木を植えました。

今日、アーモンドの木は、バラと同様、愛の象徴となっています。ちょっと切ないけれど、素敵なラブストーリーですね。

バレンタイン広告を読み取ろう!

そもそもフランスでバレンタインを今日のように祝うようになったのは、1980年代以降なのだそうです。日本もそうですが、すこし商業的な側面がありますよね。

つづいては、フランスのバレンタインの広告をみて、フランス語を読み取りながら、そこに隠されたメッセージも読み取っていきましょう!

フランスのバレンタインイベント
https://www.tourisme93.com/document.php?pagendx=815&engine_zoom=FMAIDFC930029728

アトリエにて、この広告のメッセージの読み取りをしっかりおこないます。
(こういった問題も、DELFでよく出題されますよ♪)

  1. どんなイベント?
  2. いつ?
  3. どこ?
  4. なんのためにこのイベントを開催しますか?

フォンダンオショコラのレシピ

今回レシピを学ぶのは、Le fondant au chocolat (フォンダンオショコラ)です。
*アトリエでは、レシピ動画を最初にみていき、その後、テキストにしたがって進めます。

材料(Ingrédients)

100g de chocolat noir ブラックチョコレート
100g de beure バター
75g de sucre 砂糖
40g de farine 小麦粉
2 oeufs 卵

作り方(Recette)

  1. Préchauffer le four therm.6 (200°C).
  2. Casser la tablette de chocolat dans un petit saladier. Rajouter 4 cuillères d’eau et faire fondre  au micro-ondes. Attention de ne pas cuire le chocolat.
  3. Faire fondre le beurre dans un autre petit saladier au micro-ondes et le rajouter au saladier du chocolat fondu. Mélanger.
  4. Dans un grand saladier, mélanger les œufs et le sucre, puis la farine.
  5. Verser le chocolat fondu dans le grand saladier et mélanger jusqu’à l’obtention d’une pâte homogène.

Pour finir
Verser dans un moule beurré et fariné. Faites cuire 25 minutes environ (ajuster ce temps de cuisson pour obtenir un cœur plus ou moins fondant). Bon appétit !

フランス語単語(材料とレシピ)

chocolat noir ブラックチョコレート
beurre バター
sucre 砂糖
farine 小麦粉
oeuf 卵
une cuillère en bois 木べら
un four オーブン
un micro-ondes 電子レンジ
un fouet 泡立て器
un moule à gâteau ケーキ型
un saladier ボール
préchauffer 予熱する
casser 割る
rajouter 再び加える
faire fondre 溶かす
mélanger 混ぜる
verser 流し入れる
beurré バターを塗った
fariné 小麦粉を振りかけた
faire cuire 焼く

こちらは、アトリエ前日に、紹介したレシピで作ってみたフォンダンショコラです♪
焼き時間の具合により、チョコのとろ〜り加減が変わります!

おわりに

アトリエの最初の時間は、ちょっとした自己紹介と参加生徒さまたちに「今日のアトリエに期待していること」についてお話を聞くことから始めています。

今日の参加生徒さま方は、それぞれ「レシピのフランス語」に期待をお寄せいただいておりましたので、3部構成をちょっとアレンジして、フォンダンショコラのレシピの読み取りから進めていき、その次に、広告の読み取り、最後にバレンタインの逸話を紹介して終わりました!

レシピのフランス語は、慣れてくると、どんどん読めるようになるフランス語ですので、楽しいですね。今後もアトリエでは、いろいろなフランス料理やフランス菓子のレシピを扱っていきたいと思っています。

次回のアトリエは、2月27日。会話アトリエです。

2022年2月27(日)会話アトリエ
「フレンチポップ!歌詞で学ぶフランス語♪」
フランスの歌といえば、シャンソン♪今回は明るくて可愛いフレンチポップをセレクトし、ミュージックビデオをみながら、フランス語を学びます。映像と音をたよりに、少しずつ理解を深め、最後に歌詞をみていきます。楽しい気持ちになりますよ!

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