入門レベルのフランス語のアウトプット練習のレッスンです。仏検４〜5級レベルの基本的な構文をフランス語で瞬時に言えるよう練習をしていきます。この「瞬間仏作文」シリーズを順番に聞いていけば、入門レベルのフランス語を一通り学習することができます！
フランス語の発音は始めはとてもむずかしいですが、しっかりと聞き取りをして、少しずつ慣れていきましょう。日本語を聞いて、フランス語を反射的に口にする練習です。例文の文法を習っていることが前提となります。例文の練習の後に、語彙の練習もしていきます。
自己紹介①では、名前、出身地、職業、住んでいるところをいう練習をしていきます！
お求めは▷BOUTIQUE
自己紹介①目標
基本的なフランス語（入門レベル）の復習をするとともに、仏検４〜5級レベルのフランス語を瞬時に言えるようにする。
名前、職業、住んでいるところ、出身を伝えられる
フランス語を学び、理解した後は、どんどん口からフランス語を出していくことが何より大切です。せっかくのフランス語の知識をあたまの中だけにおいておくのはもったいないですね！
フランス語を声に出すこと、すらすら言えるようになるまで何度も練習してみましょう！
学べるフレーズ
まずは、自己紹介として（名前、職業、住んでいるところ、出身）を言えるようにしましょう。それらを聞けるようになるためには、その疑問文も覚えていく必要がありますが、文法的なことはひとまず後にして、まずはフレーズごと丸暗記してみましょう。
今だけ全文フレーズ（練習帳付き）PDFを無料配布中！お求めは▷BOUTIQUE
名前を言う、聞く言い方
名前をいう、聞く表現は、動画で流れる例文以外にもありますが、まずは１種類の言い方をしっかりマスターしましょう。
Vous vous appelez comment ?
☑︎Vous vous appelez comment ? [ヴ ヴ ザプレ コマン]
「お名前はなんですか？」初対面や目上の人に対して、vous（あなた）という主語を使って聞くフレーズです。
Tu t’appelles comment ?
☑︎Tu t’appelles comment ? [テュ タペル コマン]
「君の名前はなに？」家族や友人、親しい間柄の人に対して、tu（君）という主語を使って聞くフレーズです。
Je m’appelle 〜.
☑︎Je m’appelle 〜. [ジュ マペル〜]
「私の名前は〜です」の言い方です。このほかにも、Moi, c’est（自分の名前）. で、いう方法などもあります。まずは、一つだけでも覚えておきましょう。
職業を言う、聞く言い方
職業名は、男女同型の場合、男性形と女性形がある場合とがありますので、ひとつずつ丁寧に発音と綴りを覚えていきます。覚え方としては、形容詞の作り方を参考にするとわかりやすいです。
後述の「単語：職業」のところで、男性形と女性形の作り方のルールを記載しています。
Quelle est votre profession ?
☑︎Quelle est votre profession ? [ケレ ヴォートル プロフェッション]
初対面や目上の人に対して、職業を聞く言い方です。
Quelle est ta profession ?
☑︎Quelle est ta profession ? [ケレ タ プロフェッション]
家族や友人、親しい間柄の人に対して、職業を聞く言い方です。
Je suis （職業）.
☑︎Je suis （職業）. [ジュ スイ〜]
自分の職業を言うフレーズです。職業の単語を入れてフレーズは完成しますが、主語（Je）が女性の場合、職業名も女性形になります。
後述の「単語：職業」のところで、男性形と女性形の作り方のルールを記載しています。
住んでいるところを言う、聞く言い方
住んでいるところを言うためには、その地名（国や都市名など）を言う必要がありますが、場所を言うために使う前置詞もいっしょに覚える必要があります。都市名には、à をつける。国名には、en France, au Japon, aux Etats-Unisなどの前置詞をつける、とまず覚えておきましょう。
Vous habitez où ?
☑︎Vous habitez où ? [ヴ ザビテ ウ]
初対面や目上の人に対して、住んでいるところを聞く言い方です。
Tu habites où ?
☑︎Tu habites où ? [テュ アビットゥ]
家族や友人、親しい間柄の人に対して、住んでいるところを聞く言い方です。
J’habite à（都市名）.
☑︎J’habite à 〜. [ジャビットゥ ア / ジャビッタ]
＊à の発音は、直前の t の音とエリジオンしてもいいですし、別々に話して発音してもよい
自分の住んでいるところを言うフレーズです。前置詞àの後ろには都市名がきます。国を言いたい場合は、名詞の性と数によって、使う前置詞が異なります。
＊場所の前置詞について：
à 都市名 à Osaka, à Tokyo
en 国名（女性） ex) en France
au 国名（男性） ex) au Japon
aux 国名（複数） ex) aux Eats-Unis
出身を言う、聞く言い方
出身をいう、聞く表現は、動画で流れる例文以外にもありますが、まずは例文の言い方をしっかりマスターしましょう。
Vous êtes d’où ?
☑︎Vous êtes d’où ? [ヴゼットゥ ドゥ]
初対面や目上の人に対して、出身を聞く言い方です。
Tu es d’où ?
☑︎Tu es d’où ? [テュ エ ドゥ]
家族や友人、親しい間柄の人に対して、出身を聞く言い方です。
Je suis de（都市名）.
☑︎Je suis de（都市名）. [ジュ スイ ドゥ]
自分の職業を言うフレーズです。
学べる文法
この瞬間仏作文では、文法は既習であることを前提としています。この課では、はじめてフランス語を学ぶときに、いちばん初めに覚えたい２つ：フランス語の主語（主語人称代名詞）と動詞êtreの活用をひとまずしっかりマスターしましょう！
主語人称代名詞
第1回では、フランス語の主語とひとつめの不規則動詞の活用として、動詞êtreを学びます。
フランス語の主語と動詞の活用はセットで暗記していきます。
動詞être（エートル）の活用
フランス語の動詞の中でいちばん大切な動詞だといっても過言ではない、このêtreという動詞は、不規則に活用します。
学習が進むたびに、動詞の活用が出てきますが、その都度、しっかりと暗記していくことをおすすめします。
また、動詞の活用は否定の形でも言えるようにしておくとよいでしょう。日常会話で、「肯定文しか使わない」なんてことはないからです。
フランス語学習はまずはここから！といってもいいくらい重要な動詞 être ですが、自己紹介では、【国籍、出身、職業】をいう時に使います。
代名動詞 s’appeler（～という名前である）
まずは自分の名前を言うときに使うフレーズ Je m’appelle（自分の名前）. を言えるようにしておきます。
動詞 habiter（住む）
エリジオン （▶︎詳しい解説はこちら）、リエゾン （▶︎詳しい解説はこちら）に注意して発音練習をしていきます。J’habiteはエリジオン、Vous habitezは、リエゾンをします。
疑問形容詞 quel
職業を言う、聞くときに使います。何の～」「どんな～」と言う意味の疑問詞です。後ろにくる名詞の性・数に一致します。職業を言う、聞くときに使います。profession（職業）は、女性単数名詞ですので、quelle を使います。
所有形容詞 votre / ta
職業を言う、聞くときに使います。profession（職業）は、女性単数名詞ですので、「あなたの」votre「きみの」ta を使います。
学べる単語
単語｜職業
「職業」の単語には、男性形と女性形と、男女同型があります。形容詞の男性形と女性形を作るときのルールとほとんど同じと考えて差し支えありません。
女性形の作り方
【基本の作り方】
男性形にeをつける
【特殊な形】
◎-er → ère
◎-f → ve
◎-eux → euse
◎語末の子音を重ねてeをつける
◎その他
単語｜都市名・国名
フランス語で都市名をいう場合、東京（Tokyo）のように発音する場合もありますが、フランス語読みの発音で読まれる都市名もあるので、注意が必要です。例えば、ソウル（Séoul）：読み方（セウル）などです。
また、国名については、名詞が男性形なのか女性形なのか、あるいは複数形なのかによって、使う前置詞が変わります。まずは、名詞の性と数を覚えていき、さらに前置詞とセットで覚えていくとよいでしょう。
（自己紹介②につづく！）お楽しみに。
今だけ全文フレーズ（練習帳付き）PDFを無料配布中！お求めは▷BOUTIQUE
オンラインレッスン開講中！お気軽にお問い合わせください。