フランス語検定(仏検)の対策を、級ごとに体系的にまとめたガイドです。5級〜2級までの内容を、「出題形式」「頻出ポイント」「効果的な勉強法」「おすすめ教材」とともに整理しています。
これから仏検を受ける方、どの級から始めればよいか迷っている方、効率よく勉強したい方に役立つ“学習の入り口”です。
🔰 仏検とは?
仏検は、フランス語の実用能力を客観的に測る日本独自の検定試験です。
文法・語彙・読解・リスニングを総合的に評価し、特に 基礎力の定着を重視 している点が特徴です。
・日本語で出題されるため、独学でも取り組みやすい
・級ごとに必要な文法事項が明確で、学習ロードマップを作りやすい
・学生・社会人の基礎固めとして受験者が多い
学習の進み具合を客観的に確認できるので、フランス語学習の指針として最適です。
DELFとの違い
DELF はフランス政府教育省が認定する 国際資格 で、ヨーロッパ共通基準(CECRL)の A1〜B2 に対応しています。
| 仏検 | DELF | |
|---|---|---|
| 試験の目的 | 文法・語彙中心の基礎力測定 | 実際に使えるコミュニケーション能力 |
| 出題言語 | 日本語・フランス語混在 | すべてフランス語 |
| 試験の種類 | 5級〜1級(国内検定) | A1〜B2(国際資格) |
| 必要スキル | 文法理解・読解力が重要 | 会話・筆記・表現力が重要 |
仏検=正確な知識の試験、DELF=実際に使う力の試験 というイメージです。
どの級から受けるべきか
フランス語学習の背景に応じて、スタート地点が変わります。
🔰 完全初心者の場合
→ 仏検5級
・文法の超基礎
・挨拶や自己紹介が中心
・初めての試験として負担が少ない
🔰 文法の基礎をざっくり終えた人
→ 仏検4級
・現在・近接未来・複合過去など基本時制
・短い文章なら読めるレベル
・学習の進捗チェックに最適
🔰 フランス語の基礎をしっかり固めたい人
→ 仏検3級 または DELF A1
・基礎文法の総復習
・記述式が増え、実力が明確に出る
・DELF A1/A2 と並行して目指せる
📝 級ごとの学習ガイド
仏検5級|入門レベル
できること
・アルファベット、数字、基本の挨拶が理解できる
・名詞の性・数、簡単な現在形の文が読める
出題形式
・すべて選択式
・語彙/文法の超基礎が中心
おすすめ問題集
・CD・イラストで覚えるフランス語基本500語
・仏検公式ガイドブック3級・4級・5級
関連ページ



仏検5級記事一覧はこちら
仏検4級|基礎の完成
出題形式と特徴
・現在/近接未来/複合過去が中心
・語彙・文法が一段階レベルアップ
・短い文章の読解あり
学ぶべき文法ポイント
・er・ir 動詞の基本活用
・複合過去・否定・疑問文
・場所・時間の前置詞
おすすめ問題集
・仏検公式基本語辞典3級・4級・5級
・仏検公式ガイドブック セレクション4級・5級
関連ページ



仏検4級記事一覧はこちら
仏検3級|初級の総まとめ
記述式が大きく増える
・語彙の記述
・動詞活用の記述(現在/複合過去/半過去 ほか)
・会話文の穴埋めなど
語彙数・文法範囲
・語彙 1,670語
・条件法、接続法の基礎も出題
・長文読解と会話理解のレベルが上がる
おすすめ問題集
・仏検3・4級必須単語集
・公式セレクション3級
・フランス文法はじめての練習帳
関連ページ



仏検3級記事一覧はこちら
仏検準2級|中級前の重要ステップ
特徴
・読解の語数が増え、文構造が複雑になる
・会話文の理解力が問われる
・語彙力を大幅に強化する必要あり
強化すべきポイント
・代名詞、関係代名詞、時制の一致
・聞き取り(スピードが上がる)
・長めの文章を読む習慣づけ
おすすめ参考書
・徹底攻略仏検準2級 これさえあればすべてわかる!
・仏検対策 聴く力演習 準2級
・仏検2級・準2級・3級対応フランス語 重要表現・熟語集
関連ページ
仏検準2級記事一覧はこちら
仏検2級|大学卒業レベル
特徴
・幅広い語彙(時事・抽象語も多い)
・読解・聴解ともに難度が高い
・フランス語で考える力が必要
強化ポイント
・文章構造の分析(接続詞・論理展開)
・速読・精読のバランス
おすすめ参考書
・徹底攻略仏検2級 これさえあればすべてわかる!
・仏検対策 聴く力演習 2級
・仏検合格のための傾向と対策 2級




















