この記事では、仏検4級・大問1「名詞の前につく品詞」の出題形式と対策ポイントを解説します。
大問1では、定冠詞・不定冠詞・部分冠詞、前置詞と定冠詞の縮約、否定のdeなどが問われます。短い問題に見えますが、名詞の性・数、文の意味、前後の文法関係を正しく判断する力が必要です。
この記事の後半では、仏検4級・大問1の練習問題20問を、動画・解答解説つきで掲載しています。実際に問題を解きながら確認したい方は、有料部分をご活用ください。
なお、仏検4級の筆記・聞き取りを本番形式で練習したい方には、ABC Frenchの「仏検4級 模擬試験PDF」もご用意しています。
試験前の総仕上げや、時間を測った実戦練習にご活用ください。
仏検4級 大問1とは?
仏検4級の大問1は、名詞の前に入る語を選ぶ問題です。
主に、定冠詞・不定冠詞・部分冠詞、前置詞と定冠詞の縮約、否定文で使われる de などが問われます。
短い問題ですが、単語の意味だけでなく、名詞の性・数、数えられる名詞かどうか、文が肯定文か否定文かなどを判断する必要があります。
大問1で問われる内容
筆記 大問1 名詞の前につく品詞(穴埋め・選択)
問題数は、4問です。(各2点=8点)
名詞の前につく品詞を選ぶ問題です。
出題されるのは、フランス語の3つの冠詞(定冠詞、不定冠詞、部分冠詞)、前置詞と定冠詞の縮約、否定のde などです。
定冠詞・不定冠詞・部分冠詞
フランス語の名詞には、基本的に冠詞がつきます。「ある一つのもの」を表す不定冠詞、「特定のもの」を表す定冠詞、数量をはっきり数えないものを表す部分冠詞など、文の意味に合わせて使い分ける必要があります。
定冠詞、不定冠詞、部分冠詞については、仏検5級の出題範囲でもありながら、仏検4級でももう一度問われる重要事項です。詳しく内容を知りたい方は、仏検5級 大問1|予想問題と出題範囲の詳しい解説をご確認ください。
前置詞と定冠詞の縮約
- 定冠詞と前置詞 à の縮約
前置詞 à のあとに、定冠詞の le, les が続く場合、 à + le と à + les は、縮約されて、それぞれ、au, aux になります。
à + le = au
à + les = aux
*次の場合は、縮約しません。
à + la →(そのまま)à + la
à + l’ →(そのまま) à + l’
- 定冠詞と前置詞 de の縮約
前置詞 de のあとに、定冠詞の le, les が続く場合、de + le と de + les は、縮約されて、それぞれ、du, des になります。
de + le = du
de + les = des
*次の場合は、縮約しません。
de + la →(そのまま)de + la
de + l’ →(そのまま)de + l’
否定のde(d’)
- 直接目的語につく不定冠詞と部分冠詞は、否定文では、de(d’)になる。
*定冠詞は、de(d’)にならないので注意です。
例:J’ai une voiture .
わたしは車を持っている。
否定文にすると・・・
Je n’ai pas de voiture.
わたしは車を持っていない。
となります。
- Il y a 「〜があります」の構文でも不定冠詞と部分冠詞は、否定文では、de(d’)になる。
例:Il y a du pain.
パンがあります。
否定文にすると・・・
Il n’y a pas de pain.
パンがありません。
となります。
大問1の対策ポイント
大問1では、なんとなく形を選ぶのではなく、「なぜこの冠詞になるのか」を考えながら練習することが大切です。
名詞の性・数、冠詞の種類、前置詞とのつながり、否定文かどうかを一つずつ確認していくと、正解を選びやすくなります。
この先では、仏検4級・大問1の練習問題を通して、冠詞・縮約・否定の de を実際に確認していきます。
この先では、大問1対策として使える練習問題20問を掲載しています。まずは自分で解き、そのあと解答と解説を確認してみてください。
同じ内容を動画でも確認できますので、聞きながら練習したい方や、動画で復習したい方にもおすすめです。
有料部分では、次の内容を扱います。
・仏検4級 大問1 練習問題20問
・解答と解説
・冠詞・縮約・否定のdeの確認
価格:500円
