フランス語の動詞学習は、まず 第1群規則動詞(-er 動詞) から始めるのが最も自然です。数が多く、活用の仕組みも安定しているため、ここを押さえるだけで文章を組み立てる力がぐっと育ちます。
この記事では、-er 動詞の 活用のしくみ・語幹と語尾の基本・発音の要点・代表的な動詞 を、初めて学ぶ方にもわかりやすくまとめました。
フランス語の土台をつくる大切なステップです。
少しずつ理解しながら進めることで、動詞の世界がすっきりと整理できるはずです。
第1群規則動詞(er動詞)とは?
フランス語の動詞は、大きく以下の2種類に分かれます。
- 規則動詞
- 不規則動詞
このうち、規則動詞の中心となるのが 第1群規則動詞(-er動詞)。不定詞(原形)が “-er” で終わり、規則的な活用をするグループ です。
特徴
- 不定詞が -er で終わる
- フランス語動詞全体の 約80〜90%
- parler / aimer / travailler / regarder など、日常で最頻出
「まずここから覚える」のが正しいステップです。
-er 動詞の活用ルール(語幹+語尾)
第1群規則動詞の活用は、とてもシンプルです。
動詞の活用は、【語幹と活用語尾】を覚えていくことから始めます。
語幹のつくり方
不定詞から -er を取り除いた部分
例:
parler → parl-
regarder → regard-
活用語尾(現在形)
現在形では、すべての er 動詞が次の語尾を使います。
Je -e
Tu -es
Il -e
Nous -ons
Vous -ez
Ils -ent
これを覚えるだけで、すべての er 動詞に応用できます。
活用の例:chanter(歌う)
発音が分かりやすいように色分けして覚えるとさらに理解がスムーズです。
chanter の現在形
- Je chante(シャント)
- Tu chantes(シャント)
- Il chante(シャント)
- Nous chantons(シャントン)
- Vous chantez(シャンテ)
- Ils chantent(シャント)
ポイント
- -e / -es / -ent はすべて語尾は発音しない → “シャント” で統一
- nous / vous は語尾が発音される(オン / エ)
基本的な第1群規則動詞リスト(A1〜A2で必須)
フランス語の初級で最初に覚えるべき er 動詞です。
- parler(話す)
- aimer(好き)
- travailler(働く)
- regarder(見る)
- chanter(歌う)
- rester(とどまる)
- habiter(住む)
- étudier(勉強する)
- chercher(探す)
- trouver(見つける)
- montrer(見せる)
- préparer(準備する)
- écouter(聞く)
- inviter(招待する)
- voyager(旅行する)
- marcher(歩く)
- visiter(訪れる)
まずはこのあたりから、実際の文章の中で使ってみましょう。
第1群規則動詞|(聞き流し)発音練習
第1群規則動詞の “現在形だけ” をまとめて練習したい方は、こちらの動画がおすすめです。
関連リンク|動詞学習をさらに深めたい方へ
フランス語|第2群規則動詞(ir動詞)の活用と覚え方
第2群の活用ルールと語尾変化を、わかりやすく解説しています。
第2群規則動詞(ir動詞)の活用と覚え方はこちら→動詞の種類を知る(規則/不規則)
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第1群規則動詞(-er 動詞)は、フランス語の動詞の土台になります。この記事では現在形の基本ルールを中心に紹介しましたが、er 動詞の世界には、さらに奥行きのある仕組みがあります。
- -cer / -ger / -yer など語尾ごとの変化
- é → è / e → è の語幹変化が起きる理由
- パターン別に見た音のつながり
- 時制ごとの活用の広がり
- 例文つきで理解する “運用のコツ”
こうした内容を丁寧にまとめた《規則動詞ノート(er編)》を現在準備中です。
初級のあいだはすべて覚える必要はありませんが、「きちんと積み上げたい」と感じたタイミングで、この続きを開いてみてください。(準備中)
あなたのフランス語が、さらに確かなものになりますように。
— ABC French

