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フランス語|動詞の活用の覚え方(心構え編)

フランス語の動詞の活用の覚え方 動詞の活用
この記事は約7分で読めます。

フランス語学習において、動詞の習得はもっとも大切な学習のひとつと言っても過言ではありません。よく「動詞を制するものは、フランス語を制す」などとも言われます。

今回は、フランス語学習において、最初のつまづきポイントでもある動詞の活用の覚え方について、わかりやすく、徹底的に説明します。動詞の活用を学習する際は、何よりも億劫がらずに、淡々と、黙々とひたすらに学習していくことが、一見遠回りをしているようですが、効果的な学習方法ともいえます。

入門の段階から、動詞の活用を楽しみながら身につけていければ最高です!活用を覚える作業は、退屈かもしれませんが、あきらめずにしっかりと学習していきましょう。覚え方を知れば、効率的に記憶していくことができます。

動詞の活用|覚え方

フランス語学習をはじめて、いくつかのつまづきポイントがあるかとおもいますが、そのひとつに、「動詞の活用が覚えられない」という悩みがあります。

フランス語動詞の活用の覚え方

まずは、活用を覚えるために、どれほど努力しているのか自問してみましょう。

活用の学習の仕方・覚え方、効率のよい学習方法はありますので、自分に合う方法でさらなる努力をしてみましょう。努力にまさる方法はありません。

この「覚えられない」の理由は、人によってさまざまです。単に、記憶することが苦手なだけかもしれませんし、思っているほど覚える作業をしていないだけかもしれません。「覚えられない」という多くの方は、思っているほど覚える作業をしていない場合がほとんどです。

「覚えられない、どうしよう・・・」と思ったら、まずは、活用を覚えるために、どれほど努力しているのか自問してみましょう。

また、「できない」とか「覚えられない」は、単なる思い込みの場合もあります。

特に、おとなの学習者さんは、「単なる機械的な学習」ができないでいるひとが多い印象です。おとなには、これまでの学習経験や他の外国語の習得状況によっても、よくもわるくも(学習における)癖がついていることがあります。それらがよく働けば、よいのですが、わるく働くと足かせになってしまうことも!

また、おとなの学習者さんの問題は、学習の時間が限られているなど、時間的な制限がある場合がほとんどです。そのため「優先すべきはどれなのだろうか?」とか悩んだり、あるいは、いろいろな学習の経験から、「もっとやるべきはこれだ!」と思い込んだりして、動詞の活用をおろそかにしてしまうことが多々見受けられます。

このように、他のことを試してみては、ダメだと思い込み、さらにまたもっといい効率的な学習を求めて模索する。結果として、学習の中心軸を持たずにフラフラしてしまい、基礎が身に付かず、レベルアップしないというスパイラルにはまってしまいます。

フランス語の動詞の活用を制するには、効率的な学習を求めるよりも、地道に努力していく方法が、実は最も効率的な学習であるといえます。

動詞の活用を習得するといった「単なる機械的な学習」が必要になる際、まさに、自分をさいごまで信じて、単調で先の長そうなこの学習をいかにやりこなせるか?が本当に大切です。

フランス語の動詞の活用は「基礎の基礎」ですから、ここから逃げることはできません。

おとなの学習者さんに対して、中学生くらいから大学生くらいのいわゆる学生さんは、本当に底力があります。この時期は、勉強こそが生活の中心軸になりえる時代ですよね。私自身がフランス語(の動詞の活用)を徹底的に学習したのも、学生時代でした。本気で学習に打ち込めるからこそ、自分のことを信じていて、頑張り抜けるのです。

少し前置きが長くなりましたが、自分がどういうタイプの学習者なのかわからないにしても、活用の覚え方、効率のよい学習の仕方はあります。いくつか提示することができますので、自分にあった方法を参考にしてみてください。

基本|活用の覚え方

具体的には、まずは活用の基礎を覚えます。フランス語の動詞が活用するとき、「語幹」と「活用語尾」というものがありますので、それぞれの動詞について、この2つをしっかりと理解し、覚えます。そのうえで、主語と活用した形の動詞をセットで発音できるようになるまで、繰り返し練習をしていきます。

反復練習

フランス語を外国語として学ぶ際には、まずは「反復練習」をお勧めします。特に、8歳以上のお子さまやおとなの学習者さんにとって、フランス語は外国語として学ぶものですので、機械的に、記憶していく作業を繰り返していきます。

  1. 活用の基礎【語幹と活用語尾】を理解し、覚える
  2. 活用を発音できるようにする
  3. 活用を見なくても言えるようにする
  4. 否定の形【動詞をneとpas】ではさんで、活用を言えるようにする

簡単な会話

反復練習と並行して、ぜひおすすめしたいのは、簡単な初級フランス語会話にでてくるような動詞の活用のなかでも、会話でよく使う1人称「わたし」2人称「あなた」をまず最初に覚えることです。これで、対面の会話ができるようになります。つぎに、3人称「彼/彼女」を言えるようにします。

  1. 会話でよく使う1人称と2人称の活用を優先して覚える
  2. 初級会話でよく出てくる文章をまるごと覚える

とりわけ、初級会話で出てくるような文章の全文暗記は、最低限の必要な活用を覚えることができ、日常的な会話も少しずつ話せるようにもなりますので、おすすめです。

覚える順番

活用はまず、つづりを見ながら、発音できるようにします。
つぎに、見ないで、発音できるようにします。
さいごに、主語を見て、動詞の活用を書けるようにしていきます。

ちなみに、初級フランス語レッスンでは、はじめのうちは、動詞の活用をしっかり覚えたかの確認を毎時間しています。「なんのためにやっているのだろう?」「楽しくない」「役に立たなそう」と思われるこの機械的な作業は、フランス語学習の基礎となりますので、ここを信じて本当にがんばってほしいと思っています。

アウトプット練習

さいごに、使えるフランス語にしていく作業ですね!ここまでくると、ようやく楽しさを感じるようになってきます。ようやく機械的な暗記の作業が日の目を見ることになります。

アウトプット練習にもいくつか方法がありますが、これまでに習ったフランス語の質問文を聞いて、それに答えられるかどうか?など、どんどん使えるようにしていく作業がアウトプット練習です。

フランス語をなにも知らないゼロからフランス語をはじめて、レッスンでここまで到達してくれる学習者さんは、本当によくがんばっていると思います。

レッスンをしていてうれしくなる瞬間のひとつが、伝えたい内容を自分のフランス語でいえるようになったことを確認できるときです!

アウトプット練習には、瞬間仏作文がおすすめです!練習動画と解説、練習プリントを用意していますのであわせてご覧ください!

動詞の活用|覚え方(実践編)

ここまでは、活用を覚えるためのウォーミングアップとしてこの記事を書きました。効果的に覚えるには、まずは何をしたらよいのか?どんな練習方法があるのか?などについて書きました。

次は「実践編」です!

フランス語の動詞の活用(概要)がつかめたあとは、どんどん実践していきましょう。活用を覚えるのはとても大変ですが、活用の規則を頭にいれておけば、それほど難しいものではありません。活用の規則を詳細に書いています。

動詞の全体像

まずは頭の中にフランス語動詞の全体像をイメージしておくと、学習段階の現在地を確かめることができます。さらには、奥深いフランス語の世界を垣間見ることで、学習のモチベーションも上がります!

フランス語|動詞の法(叙法)と時制

動詞の基本をしっかり理解した上で、活用を覚えていくことも効率的な学習といえます。この記事では、フランス語の動詞の基礎として、法と時制について詳細に解説しています。

動詞の活用とは何か?

「フランス語の動詞の活用」ってなんですか?という疑問にはこちらの記事で簡潔にお答えしていますので、あわせてご覧ください。

動詞の活用|おすすめ必携書籍

難解なフランス語の動詞活用も体系的にマスターできる 「フランス語動詞の活用」本の決定版です! 【わかりやすく整理されたマインドマップとビデオ解説のQRコード付】

フランス語動詞の活用本

フランスの家庭には、必ずといっていいほど、辞書とともに所持しているのが「動詞の活用」の本「Bescherelle(ベシュレル)」です。動詞の活用といえばこれ!というほどの必携本です。

この動詞の活用本は、わたしがフランスにはじめて語学留学した際にも、フランス語の先生より「必ず買うように!」と言われました。本当に頼りになるので、フランス語学習には欠かせない1冊です。

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