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フランス語|動詞の法(叙法)と時制をわかりやすく解説

フランス語動詞の法と時制 動詞
この記事は約4分で読めます。

フランス語の動詞には、「法(mode)」と「時制(temps)」 という仕組みがあります。学習を進めるにつれ、現在・過去・未来だけではなく、半過去や条件法、接続法など、さまざまな表現が登場します。

この記事では、フランス語の動詞の世界を “大まかに見渡す” ために、

法(叙法)とは何か?
時制にはどんな種類があるのか?

を、できるだけやさしく整理します。

全体像をつかむことで、今どこを学んでいるのかが明確になり、学習がとても楽になります。

フランス語の「法」と「時制」とは?(全体像)

フランス語の動詞は、「法(モード)」と「時制」 という2つの仕組みで成り立っています。
この2つが組み合わさることで、「事実なのか」「願望なのか」「仮定なのか」「いつ起きたのか」など、文が持つニュアンスが決まります。

学習を始めたばかりの段階では、
現在・過去・未来 という大きな時間の枠組みしか見えていませんが、
実際には 法によって意味の成り立ちが変わり、時制によって時間の表現が細かく分かれる という仕組みがあります。

まずは、

  • 法はどんな役割を持っているのか
  • 時制にはどんな種類があるのか

“地図のようにざっくり” つかむことが大切です。

この全体像が見えると、今どの部分を学んでいるのかが自然と理解できるようになり、
動詞の勉強がぐっとラクになります。

フランス語の「法(叙法)(Mode)」を理解する

フランス語では、動詞の意味を決める重要な仕組みとして「法(モード)」があります。
まずは4つの法を大まかに見ていきましょう。

🎥 動画でサクッと理解

直説法(l’indicatif)

現実の出来事・事実を表すときに使います。
もっとも使用頻度が高い法です。

命令法(l’impératif)

相手への命令・依頼・提案を表します。

Nous に対して(〜しましょう)
Tu に対して(〜して)
Vous に対して(〜してください)

条件法(le conditionnel)

「もし〜なら」「〜なのに」など、仮定・婉曲・控えめな表現に使います。

接続法(le subjonctif)

願望、感情、疑い、不確実な内容など “頭の中の世界” を表すときに使われます。
理解が難しい法ですが、仕組みを知れば怖くありません。

法とあわせて知りたい「時制(Temps)」

法には、それぞれ 時制 があります。
まずは大まかに、どれくらい種類があるのかを見ていきましょう。

🎥 動画でサクッと理解

直説法の時制(7つ)

フランス語の直説法には、それぞれ以下のような7つの時制があります。

・現在
・複合過去
・半過去
・大過去
・単純過去
・単純未来
・前未来

日常表現でもっとも使うのは
現在・複合過去・半過去・単純未来 の4つです。

命令法の時制(2つ)

フランス語の命令法には、現在と過去の2つの時制があります。

・現在
・過去

条件法の時制(2つ)

フランス語の条件法には、現在と過去の2つの時制があります。

・現在
・過去

接続法の時制(4つ)

フランス語の接続法には、現在と過去の4つの時制があります。

・現在
・過去
・半過去
・大過去

非人称法(不定法・分詞法・ジェロンディフ)

フランス語には、主語を持たない動詞の形をまとめて 非人称法 と呼びます。
ここでは名前だけ紹介します。

  • 不定法(infinitif):現在/過去
  • 分詞法(participe):現在分詞/過去分詞
  • ジェロンディフ(en + 現在分詞)

➡ 詳しい意味・使い方・作り方は別ページで解説します。

次に読むと理解が深まる関連ガイド

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さらに深く理解したい方へ

フランス語を長く続けて、中級の壁を越えていきたい方には、動詞の“しくみそのもの”を理解しておくことが大切です。

《動詞の図解ノート》 (準備中)では、法・時制・活用がどうつながっているのかをやさしい図と例文でまとめています。

初級のあいだは意識しなくても大丈夫ですが、「きちんと積み上げたい」と思うタイミングが来たら、開いてみてください。フランス語がぐっと手の内に入るようになります。

この《動詞の図解ノート》が、あなたの学びの支えとなりますように。

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▼ ここから先は「さらに深い理解編」です。

動詞の活用の背景・全体構造を、図と例文で体系的にまとめた内容を公開しています。(準備中)

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楽しくて身につくフランス語レッスン開講!小学生から社会人を対象とした個人レッスン、フランス語圏への赴任者を対象としたフランス語企業研修|フランス語教授歴20年以上|フランス語教授資格(Master 2 FLE)|中学・高等学校(英語・フランス語)教員免許|DELF/DALF 面接官|仏文学・語学修士|言語学研究|大学講師 

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