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フランス語|動詞の種類をやさしく整理【規則動詞・不規則動詞・代名動詞】

フランス語動詞の活用の種類 動詞
この記事は約8分で読めます。

フランス語の動詞を学ぶときに、まず理解しておきたいのが
「動詞の種類(規則動詞・不規則動詞・代名動詞)」 という基本的な分類です。

この分類を知っておくと、

  • どの動詞から覚えるべきか
  • なぜ活用が簡単なもの/難しいものがあるのか
  • 不規則動詞をどの順番で攻略すべきか

が一気にわかりやすくなり、学習の効率がぐっと上がります。

この記事では、フランス語の動詞を規則動詞・不規則動詞・代名動詞の3つに整理して、それぞれがどんな特徴を持っているのかをコンパクトにまとめました。

詳しい解説や活用パターンは、リンク先の個別記事で解説していますので、まずはここで “大きな分類” をつかんでください。

🎥 動画でサクッと理解

フランス語の動詞は大きく3種類に分かれる

フランス語の動詞は、まず 3つのグループ に整理できます。
最初にこの全体像をつかんでおくと、あとで活用を覚えるときにとても楽になります。

フランス語|動詞(活用)の種類

フランス語の動詞の活用を覚えたいけれど、種類が多そうで不安……という声をよく聞きます。どれくらいのパターンを覚えればいいのかを最初に知っておくと、学習が格段に進めやすくなります。

大まかに言えば、動詞は「規則動詞」と「不規則動詞」の二つに分かれます。さらに細かく見ても、活用パターンは5〜10種類ほどを押さえれば現在形は十分に対応できるようになります。

この記事では、まずは基本となる二つの分類、規則動詞不規則動詞 を紹介します。日本の教科書でもこの区別が一般的です。また、フランスの学校教育では動詞を「第1〜第3グループ」に分けて学びます。

  • 第1グループ:-er 動詞(規則)
  • 第2グループ:-ir 動詞(規則)
  • 第3グループ:その他の動詞(不規則)

まずはこの三つのまとまりを把握しておくと、以後の学習がとても楽になります。

不規則動詞と規則動詞

フランス語の動詞は、まず 規則動詞不規則動詞 の二つに大きく分けることができます。規則動詞には「第1群(-er)」と「第2群(-ir)」があり、実はこの規則動詞だけで全体の約9割を占めています。最初にここをしっかり押さえておくと、活用の学習がとても楽になります。

一方で、規則動詞に当てはまらない動詞は 不規則動詞(第3群) と呼ばれます。不規則といってもまとまりがあり、不定詞の語尾によって次の三つに分類できます。

  • -ir で終わるもの
  • -oir で終わるもの
  • -re で終わるもの

この分類を覚えておくと、「どこから覚えれば良いか」「どの動詞が難しいのか」がわかりやすくなります。

不規則動詞をどの順番で覚えるか迷ったら、まずこの考え方で大まかな見通しが立てられます。
詳しい説明は、個別ページで詳しく紹介しています。

規則動詞とは?(第1群・第2群)

フランス語の動詞の約9割は「規則動詞」に分類されます。規則動詞には 第1群(-er動詞)第2群(-ir動詞) の二つがあり、まずはこの二つを覚えることが動詞学習の土台になります。

第1群規則動詞(er動詞)

フランス語の動詞の大部分を占めるのが第1群規則動詞、いわゆる -er動詞 です。不定詞の語尾 -er を取り除いた部分が語幹になり、そこに決まった語尾をつけて活用します。

【ER動詞の語幹】
不定詞(動詞の活用しない形のこと)からerをのぞいたもの

【ER動詞の活用語尾】
Je -e
Tu -es
Il -e
Nous -ons
Vous -ez
Ils -ent

第1群の活用はシンプルですが、発音では「母音ではじまる動詞」「子音ではじまる動詞」で少し異なる点があります。このあたりは実際の音で慣れながら覚えていくと理解しやすいです。

以下のような動詞が基本的な-er動詞です。

基本的な第1群規則動詞
parler, travailler, regarder, chanter, rester, voyager, aimer, habiter, étudier, acheter, commencer, manger, préférer など

基本形を覚えたら、特殊な変化をする-er動詞についても学んでいきます。

→ 第1群規則動詞(活用の基本をくわしく解説)

第2群規則動詞(ir動詞)

-irで終わる規則動詞は、第2群規則動詞と呼ばれます。語幹は不定詞から -r を取ったものになり、語尾は次の形になります。

【IR動詞の語幹】
不定詞(動詞の活用しない形のこと)からrをのぞいたもの

【IR動詞の活用語尾】
Je -s
Tu -s
Il -t
Nous -ssons
Vous -ssez
Ils -ssent

数は多くありませんが、基本動詞を覚えておくと安心です。

基本的な第2群規則動詞
choisir, obéir, réussir, finir, réfléchir, grandirなど

→ 第2群規則動詞(活用の基本をくわしく解説)

不規則動詞とは?(第3群)

フランス語の動詞の約9割は規則動詞ですが、残りの不規則動詞には、日常の会話で頻繁に使う大切な動詞が多く含まれています。数そのものはそれほど多くありませんが、どの動詞も使用頻度が高いため、基礎の段階で少しずつ確実に覚えていく必要があります。

ここでは、不規則動詞を大まかに次の四つのまとまりに分けて紹介します。

  • 最重要4動詞+α(être, avoir, aller, venir, faire)
  • -irで終わる不規則動詞
  • -oirで終わる不規則動詞
  • -reで終わる不規則動詞

この分類を知っておくと、「どこから優先的に覚えるか」の見通しが立てやすくなります。

最重要4動詞+α

不規則動詞の中でも特に頻度が高く、文法的にも重要なのが次の四つです。

  • être
  • avoir
  • aller
  • venir

これらは、時制を作るときにもよく使われます。複合過去では être / avoir が必要ですし、近接未来は aller、近接過去は venir を使って表します。

あと2つ加える加えるとすれば、faire(使役を作る)、prendre(多くの派生語を持つ)も非常に重要です。

→ 最重要4動詞+α(活用の基本をくわしく解説)

-irで終わる不規則動詞

-ir で終わる動詞のうち、第2群規則動詞に当てはまらないものがこのグループです。大きく「partir 型」と「ouvrir 型」に分かれます。

-irで終わる動詞
①partir, sortir, dormir, sentir, servir, courir
②offrir, ouvrir

→ -irで終わる不規則動詞(活用の基本をくわしく解説)

-oirで終わる不規則動詞

-oir 動詞は活用が独特ですが、人称(単数と複数)で分けて考えると理解しやすくなります。主に次の四つのパターンがあります。

-oirで終わる動詞
①pouvoir, vouloir
②voir, croire
③savoir, devoir, boire
④apercevoir, recevoir

→ -oirで終わる不規則動詞(活用の基本をくわしく解説)

-reで終わる不規則動詞

-re 動詞にはいくつかのパターンがあります。prendre 型、rendre 型、mettre 型 などに分けて覚えると整理しやすいです。

-reで終わる動詞
prendre, comprendre, apprendre,
entendre, répondre, attendre, descendre, vendre, rendre,
mettre, permettre, promettre,
connaître, dire, vivre, vaincre, craindre, résoudre, battre, lire, écrire, conduire

→ -reで終わる不規則動詞(活用の基本をくわしく解説)

代名動詞とは?(se + 動詞)

代名動詞は、動詞の前に se(s’) がつくタイプの動詞で、動作が「自分に向かう」といった意味を持つものが多くあります。活用そのものは、これまで見てきた規則動詞・不規則動詞の活用がそのまま適用されますが、動詞の前につく再帰代名詞も主語に合わせて変化する 点が特徴です。

日常生活の表現でよく使われる代名動詞には、次のようなものがあります。

基本的な代名動詞
s’appeler, s’amuser, s’asseoir, s’habiller, se lever, se réveiller, se laver, se coucher, se doucher, se promener, s’intéresser, se souvenir

→ 代名動詞(活用の基本をくわしく解説)

不規則動詞の覚え方(簡易版)

不規則動詞は、個別に覚える必要があるように見えますが、実際にはいくつかのパターンに分けられます。まずは「最重要の動詞を覚える」「不規則動詞を大きく3つのグループに分ける」という二つの方針を知っておくと、学習がぐっと楽になります。

最重要の動詞(être, avoir, aller, venir, faire など)は、文法の中心になるため、まずは個別にしっかり覚えていく必要があります。

それ以外の不規則動詞は、以下のように、大まかにまとまりがあります。

  • 語尾が -ir のグループ
  • 語尾が -oir のグループ
  • 語尾が -re のグループ

活用そのものは動詞ごとに違いがありますが、語幹が変化するタイプや、語尾に共通点があるタイプなど、不規則動詞ではありますが、その中にも、それぞれのグループに特徴があります。どの動詞がどのタイプに入るのかを知っておくだけでも、学習の負担がぐっと軽くなります。

ここでは “ざっくりとした考え方” をまとめています。
詳しい説明は、上記、個別ページで詳しく紹介しています。

さらに深く理解したい方へ

フランス語を長く続けて、中級の壁を越えていきたい方には、動詞の“しくみそのもの”を理解しておくことが大切です。

《動詞の図解ノート》 (準備中)では、法・時制・活用がどうつながっているのかをやさしい図と例文でまとめています。

初級のあいだは意識しなくても大丈夫ですが、「きちんと積み上げたい」と思うタイミングが来たら、開いてみてください。フランス語がぐっと手の内に入るようになります。

この《動詞の図解ノート》が、あなたの学びの支えとなりますように。

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▼ ここから先は「さらに深い理解編」です。

動詞の活用の背景・全体構造を、図と例文で体系的にまとめた内容を公開しています。(準備中)

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楽しくて身につくフランス語レッスン開講!小学生から社会人を対象とした個人レッスン、フランス語圏への赴任者を対象としたフランス語企業研修|フランス語教授歴20年以上|フランス語教授資格(Master 2 FLE)|中学・高等学校(英語・フランス語)教員免許|DELF/DALF 面接官|仏文学・語学修士|言語学研究|大学講師 

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