フランス語を学びはじめて30年、教えはじめて20年。 教育と文化、そして“ことば”のつながりをテーマに、学びのかたちを見つめ直しています。 フランス語を通して、「考える力」と「感じる心」を育てる連載です。
言葉と文化をめぐるフランス語の旅
Série 1|言葉・文化・学びの旅
第1章|はじまりのことば
Épisode 4|ことばと文化の間
第1章 はじまりのことば
この章では、私にとっての「言葉」や「伝えること」、
そしてフランスでの経験を通して気づいたことを、
100の質問というかたちで振り返りました。
言葉は、世界と自分をつなぐもの。
その「はじまり」にある思いをまとめています。
Épisode 4|ことばと文化の間
100の質問を通して言葉と学びを見つめる連載「言葉と文化をめぐるフランス語の旅」の一部です。
このエピソードでは、10の質問に答えながら、
「ことばと文化の関係」について考えました。
このエピソードのショート動画
このエピソードの“問い”だけを紹介しています。
いっしょに考えてみませんか?
このエピソードの映像版はこちら
Q31 文化が言葉をつくると思う?
はい。その逆も然り。
Q32 翻訳で失われるものは?
ほとんど。残るのはエッセンスのみ。
Q33 「文化」を教える難しさを感じたことは?
ある。頭の硬い反応を目の当たりにしたとき。
Q34 ことばにできない文化の感覚ってある?
ある。体験しないと備わらない感覚。
Q35 日本語の「空気」とフランス語の「論理」、どちらに近い?
わたしはどちらも大切に思ってる。
Q36 文化の違いをどう受け止める?
尊重する「こころ」で受け止める。
Q37 誤解が生まれるとき、何が足りないと思う?
「想像力」が足りないと思う。
Q38 異文化の中で自分が変わった?
変わった。人生が豊かになった。
Q39 ことばの裏にある“文化の呼吸”をどう教える?
分析的に伝えたい。味わうのはそのあと。
Q40 文化を越えるために必要なことは?
感じる「こころ」と理解する「言葉」じゃない?
言葉は、外に向かって放つものだけではなく、
自分を支える “内側の声” でもあるのかもしれません。
次は、Épisode 5|教えるという対話 へ。
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シリーズ「言葉・文化・学びの旅」より。
100の質問を通して、言葉と学びのかたちを探っています。

